「めんどくさい」という心理をめちゃめちゃ真剣に考えてみた -なんでめんどくさいの?-

めんどくさいという心理をめちゃめちゃ真剣に考えてみた マインド
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「ズボラ」とは何なのか?

まず「ズボラ」であるということはどういうことか、ということについて考えてみる。
辞書によると「ズボラ」とは「やるべきことをやらない。だらしがない。」ということらしい。

なぜ「ズボラ」になるのか。それはやるべきことが「めんどくさく」感じて、実行に移せないからに他ならない。では「めんどくさい」という心理とはなんなのか?真剣に突き詰めてみる。

人はなぜ「めんどくさい」と感じるのか?

これはあくまでも私の例なので、他のズボラさんには当てはまらない場合もあるということを先に言っておく。

私が「あー、めんどくさい!」と感じるのはだいたいこんな状況のときである。

手順が多い

何かをやろうとしたとき、実施方法の手順が多い時。

例えば掃除機をかけるという行動は、下記のような手順が必要だ。

①掃除機が締まってある場所に行く
②扉を開ける
③掃除機を出す
④扉を閉める
⑤掃除する場所に行く
⑥掃除機をかける
⑦掃除機をかけるのに邪魔なものがあればどかす
⑧どかしたものを元に戻す
⑨掃除機をしまう場所に行く
⑩扉を開ける
⑪掃除機をしまう
⑫扉を閉める

12個もやることがある!これがめんどくさいないわけがない。
ゴミが溜まるカップがゴミでパンパンだったりした日には、掃除機の掃除まで加わる。。。

時間がかかる

作業が終わるまでに時間がかかる時。

例えば、1部屋掃除機をかけるのと、3部屋掃除機かけるのでは圧倒的に3部屋掃除機をかける方がめんどくさい。
目の前のコンビニに行くのと、歩いて5分のコンビニにいくのでは5分のほうが圧倒的にめんどくさい。
同じ行為でも時間がかかるほうがよりめんどうだと感じるものなのだ。

同時進行できない

ある作業が他のことと同時進行できない時。

掃除機をかけるという行為は、他の行為と同時進行ができない。(できるとしたら音楽を聴くくらいだろう。)ということは、その作業に完全に拘束され、他のことができない。
それをするめの時間を作らなければならないし、他のことはあきらめなければならない。

すなわち、その行為をするという覚悟が必要ということだ。(大げさ)

自由度が低い

日時が決まっていたり、人が一緒だったり、その時の気分で簡単に変更できない時。

仕事なんてその最たるものだし、引越みたいに日時が決まってて、しかも他人も巻き込んでると「やっぱやめた」とか「後にしよう」とかが出来ない。。。

「めんどくさい」を突き詰めてみると、作業的に負担が多い時と、心理的に負担が多い時にめんどくさいと感じるのかもしれない。

友達との約束が急にめんどくさくなるアレ

「めんどくさい」と感じる状況を掘り下げてみると、「友達との約束が急にめんどくさくなるアレ」の心理が理解できる。

友達と約束する。その友達とは仲がいいし、一緒に楽しみにしていた映画を観るのだ。約束をしたときはウキウキしていた。絶対楽しい。約束は1週間後。

ところが約束の日が近づくにつれ、なんだかめんどくさくなってくる。ああ、例のアレだ。なんでめんどうなんだ。約束したときはウキウキしてたじゃないか。

さて、何がめんどうなのか?考えてみよう。

手順が多い
出かけるのには準備が必要だ。女友達と出かけるときは特にオシャレも完ぺきでなければならない。
髪をセットして、メイクして、ネイルも事前にいって、洋服も完ぺきで。

時間がかかる
いろいろ準備するのに時間がかかる。待ち合わせ場所に行くまで移動の時間もかかる。
起きてから待ち合わせ場所に行くまでに2時間はかかるだろうか。
待ち合わせから逆算して2時間前には起きないと。

同時進行できない
当たり前だけど、友達と一緒にいる間は他のことができない。
映画は観たいけど、家でゆっくりもしたい。それは同時進行ではできないのだ。

自由度が低い
一人で映画を観に行くのと違って、友達と一緒だから、映画終わってから何するかを自分の気分で決められない。
早く帰りたくなっても、友達が一緒にいたい感じだったら付き合わないといけない。

なるほど、「友達との約束が急にめんどくさくなるアレ」は友達との約束が「めんどくさい」の詰め合わせだからだ。
そりゃめんどくさくなるわけだ。

「めんどくさい」をなるべく小さくするには

「めんどくさい」という心理を完全になくすのは難しいけど、小さくすることは可能であろう。
手順を減らし、時間を短縮し、同時進行できるようにし、自己完結できるようにすればいいのだ。
この辺に「ズボラ」でも、それなりにきちんとした生活を送るヒントがありそうです。

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